恒例の暑気払い
真夏になると暑さにかまけてついつい怠け心がおき、着物からも遠ざかりがちになるということで、毎年着物仲間3人で暑気払いを兼ねたお食事会をします。出席の条件は雨であろうと、風が吹こうと着物で来ること。彼女たちは何を着てくるかな、と思うのもこの会の楽しみのひとつでもあります。今年は7月に新しく開店したなだ万賓館 横浜店へ。毎回食事会の度に写真を撮ってこよう、と思いつつ、食べることとおしゃべりに夢中になり、記事を書く時になって”あっ、しまった!”と思う有り様。今年もやっぱりそうでした。サービスもよく、応対も丁寧、料理はもちろんおいしくて、特にお刺身、焼き魚はとても美味でした。デザートは五品のなかから好みでチョイスでき女性にはうれしいサービスです。私たちのグループはお酒はいただかないのですが、お酒
を嗜まれる方にも十分満足していただけるお料理だったと思います。”デザート五品を食べつくしてみようかな”などという感想が仲間の一人から出ていました。
さて、多分今月最後になる着物は前回に引き続き、能登上布にしました。この着物ほど夏の太陽に映える着物はなく、また逆に言えば、秋風を少しでも感ずるようになるとなんだか着るのがわびしくなる着物です。白地に細かい亀甲の絣はぎらぎらと照り輝く太陽にこそにあうようなのです。母もやはり8月半ばを過ぎると着る事を控えていました。ということで、今年最後の着用になります。帯はいつものグリーンの紗の帯から麻の九寸名古屋にしてみました。思ったとおりこの着物にぴったりで藍地に白く浮き出た蓮根模様がとても夏らしい。例年は今頃は芯の入った名古屋帯はいくら麻でも暑くて締められず、避けていたのですが、今年は爽やかな日にあたり、初めて能登上布とあわせることができました。(帯:麻の九寸名古屋帯 母から譲られたもの 帯締め:地内記斜子組み 平田組紐)
当日の友人の一人の着姿;着物は小千谷縮み、帯は櫛織の袋名古屋帯
麻の着物は能登上布にしろ小千谷縮みにしろ本当に涼しく、夏には最高の素材ですね。
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