催事

2008年11月15日 (土)

七五三

お孫ちゃんのあーたんの風邪などで延び延びになっていた七五三の行事。私が入院する前に、という娘たちのたっての希望で15日の今日写真撮りだけでもすることになりました。お参りは時間的に無理なので、日の良い日を選んで私が退院してからということに。Photo

三歳のおちびさんですが、やはり女の子。着る物にはとてもうるさい。着物選びのときも赤やピンクの着物には眼もくれず、”黒がいい!”そして被布も”白!”はてさて黒い着物はどんなものかと思ったのですが、着てみたらとてもよく似合っていました。三歳のお祝いは平安時代からの髪置きの儀が由来でこの日から髪を伸ばし始め夫に先立たれでもしない限り、生涯切ることはなかったということですが、あーたんの場合、生まれたときから一度も髪を切っていないので、かわいい日本髪が地毛でこんなに綺麗に結えました。初めての草履も周りの大人がびっくりするほど上手に履いて歩き、着物伝承おばあちゃんにとってはうれしい存在になりそうです。

Photo_2Photo_3 さて、入院前最後の着物姿になる本日の私の装いはというと、母からの極鮫江戸小紋唐織の袋帯。この帯は4月になくなった”帯の岩田”の大番頭さん岡田さんがお値打ちな品の中からこれならば、というものを選んでくださったもの。 菊菱紋の格調ある帯です。軽くてとても締めやすい。

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そして、写真撮りの後は近所の木曽路であちらのご両親交えてのお祝いのお食事会。娘たちがご馳走してくれました。雨もぱらぱらと落ちてきましたし、少しリラックスしたかったので、着物を先日の飯田紬に着替えて出かけました。帯を椿の染め帯に替えてみましたがこの組み合わせもぴったりのようです。 やれやれこれで入院前の行事は全てお終い。術後もはやく日常を取り戻してまた着物を楽しみたいと思っています。

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2008年10月17日 (金)

京都 矢代仁展/料亭 滝川にて

Photo 毎年秋恒例の矢代仁展。

今秋は人生最大の健康危機で出席予定だった10年ぶりの大学の同窓会も欠席。それでも体調の良いときはできるだけ着物を楽しもうと思い着物仲間と連れ立ってでかけてきました。”憲法色の黒で染めた訪問着、皂色(この字、読めますか?くりいろとよむそうです。但し栗ではなく川に堆積した泥のいろだそうです)の訪問着などいつもながら意欲的な作品がたくさんでていました。

そしてなにより楽しみなのが矢代仁さんの番頭さんと御召を中心に着物のお話をすること。当日私の着ていった御召は社内ではスペシャル風通といっているもので、なんと経糸は8000本も使っているものだそうです、風通御召のなかに絵緯で模様を入れて表現しています。母からは風通御召とだけきいていたのですが、風通は基本的に二色しかでないそうでこの柄の間に絵緯を入れた凝ったものだそうです。これを進化させて昔最高級品だった金紗御召を今年復元したのだそうです。この方は来年1月末に新宿の朝日カルチャーの公開講座で御召の講座をもたれるとか・・是非拝聴したいといいましたら、”緊張してお腹がいたくなりそうだから来ないで下さい!”といわれてしまいました。いつもいつもヘンな質問をして困らせてばかりいるからでしょう。Photo

当日の三人組。一人は仕事帰りなので洋服。中の友人は絣御召にロウケツの名古屋帯。左の私はスペシャル風通にガマズミの名古屋帯です。Photo_2 もちろん着物は二人とも矢代仁製。

初めて帯留なるものを使ってみました。トンボ玉です。三分紐は渋い赤紫で市松柄が小粋です。。

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2008年9月21日 (日)

盆石展

Img_1734 銀座清月堂画廊にて細川流盆石展

午後から絶対に雨になるという今日、4年ぶりに盆石展を拝見しに出かけてきました。知人の友人がお家元ということで、前々回からご案内をいただいているのですが、昨年は都合がつかず出向けませんでした。二年に一度の催しなので、4年ぶりということになります。そして今日が最終日。

おそらく盆石という伝統芸術をご存じない方も多いと思いますが、室町、八代将軍義政の時に様式が確立されたということで、史上有名なものに銀閣寺の銀沙灘(ギンシャダン)があるということです。そして御所の文化として栄えた盆石を現在あるような形に完成したのは茶人である武将の細川幽斎、三斎父子とか・・難しい講釈は別として岩と白砂とで漆黒の盆に見事に設えられた自然は見事なものです。 Img_1733_3

右の写真はお弟子さんの実演風景。”宮島”と題した風景ですが、白砂を器用に波や朧 月に設えていく様は見事です。白鳥の羽や小さく設えた箒、匙などのお道具を使って製作します。

Img_1730 Img_1729

今日の着物は今月初の単衣仕様。本塩沢に葡萄唐草模様の紬の帯。帯締めをいつもの平家経巻に替えて栗梅色の冠、道明の冠の栗梅はどちらかというと木蓮に近い気がします。平田組紐と比較すると色が全体に鮮やかなようです。

このような和の催しでも和服を着て訪れている人は私一人・・4年前にお会いした仙台からお稽古にきていらっしゃる年配のお弟子さんが覚えていてくださって、”4年前も素敵な羽田さんの帯を締めていらしてましたよね。今日も綺麗にお着物をきていらして素敵ですね”と褒めてくださいました。後で写真を見たら今日は襦袢の襟が覗いていて後姿がちょっとご愛嬌でした。

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2008年7月14日 (月)

お祝いの食事会

長男が結婚式に先立って入籍したというので、(全部本人たち主導でやってくれているので、親は見守っているのみ・・)それでは家族でささやかなお祝いのお食事会をしましょう、ということになり、作夕、家の近くの木曽路でしゃぶしゃぶを頂いてきました。前回書いた麻の伊達締めはこのときのための用意。結論から言うと使い心地はなかなかでした。補正をかねて使っていたこれもお手製の木綿の伊達締めの代わりに長襦袢の上から使ってみましたが、吸水性もよく、中の芯も木綿製なので、じゃぶじゃぶ洗えます。

Photo_2 そして本日の装いは琉球絣(カベ上布)にグレーの紗の名古屋帯。母に貰ったこの着物に合うように求めた帯ですが、前帯の黒い横線がきつく感じられ、ちょっと失敗かな、と思っていたもの。昨年は帯締めを蘇芳色のレース編みのものをして不満足だったので、今年は思い切って同系色の紫系、帷子錦を締めてみました。この方が帯締めと帯の柄が喧嘩しないで落ち着いた感じになるようです。全身を映してみて、うーん、なかなかいいじゃない!とこのコーディネイトに満足。

家族が増えるということはいいことですね。皆がなかよく、楽しくお付き合いしていけたらこれ以上のことはないと思っています。

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2008年6月22日 (日)

かつての”相棒”結婚!/二次会へ

Img_1488”相棒”がめでたく結婚しました。やっとです・・・相棒とは着物の着付けを勉強していたころお互いに着せっこして勉強した仲間。年齢はまさに親子ほどの違いですが、お誕生日が12月16日の射手座ということで意気投合していました。横浜のホテルモントレでの二次会に出席してね、と軽ーくメールが入り着物仲間の友人と二人でこれまた軽い乗りで出席してきました。ご主人が想像していた以上にハンサムで、やったね!という感じです。私の頃は結婚式の二次会というイベントがなくて披露宴が終わるとあっさりと新婚旅行にでかけたものですから二次会というのがどんなものか余り想像できませんでした。出席者はやはり若い仲間が大半で、舞台に上がっての歌あり、踊りあり、最後には新婦も乗り乗りでの振り付きの歌。一緒に出席したおばさま二人は食べて観る観客に徹していました。

さて、出席するにあたって困ったのは何を着ていこうか、ということ。私の着物は趣味性のものがほとんどで、特に夏は上布や紬の類のものしか持ち合わせていない・・その上、一番手持ちの着物がない単衣の時期・・・友人とても同じこと。じゃあ、洋服は・・というと近頃は着物に手一杯で普段着か旅行着しか持っていない。といって大枚はたいてスーツなどを買う気もない。二人で相談した結果、”二次会なんだから、カジュアルなもので勘弁してもらいましょうよ”ということに勝手に決めてしまいました。Photo

当日の花嫁と友人。友人はベージュの夏紬に半夏生の模様の絽の染帯、帯締めの角朝春霞の薄い緑が帯とよくマッチしていました。Photo_4

私は考えに考えた末、母から貰った紗の小紋に(無地に見えますが、グレーに薄いピンクの格子柄です)やはり母からの桜鼠色の絽綴れの名古屋帯。帯締めは紫に燻し金の帷子錦。なにせ帯も着物も母が70代の初めに購入したものなので大変地味。どこかにメリハリをつけないといけません。で、帯揚げは白が基調色の絽縮緬にしてみました。濃く派手な色にすると返って品が無くなります。長襦袢は白ではなくピンクの絽。友人曰く、品よくできあがっていて地味すぎた感じはしないということです。 ちなみに着物は透けない紗なので、今頃の時期から着られます。

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2008年6月14日 (土)

越後上布実演/料亭滝川にて

Img_1480 横浜高島屋の呉服部から招待を受けて夏の感謝祭ということで、横浜の料亭滝川へ。着物仲間のお楽しみ催事です。仲間三人とも金欠病でレッドカードが出ている、ということで、本日のメインは新潟の林宗平工房から来て行われる重要無形文化財の越後上布の機織の実演を間じかで見て勉強すること。手で績んだ苧麻を地機で織る作業は高機よりもうんと力のいる作業でなんと一反を織り上げるのに4ヶ月ほどかかるとか・・まことに根気のいる作業です。意外や意外、伝統を守っている織子さんが20代の若い女性だったのはうれしいことで、是非頑張って日本の文化を絶やさないでいって欲しいものです。写真上は糸が切れて補修中のところ。機織は湿気が多くないと糸が切れやすく、雪の降らない今の時期、工房では蒸し風呂のように湿度を高くして織るのだそうです。想像以上の大変な作業です。Img_1481 先日は同じく無形文化財の久留米絣の実演で高機の手織りの実演を見ましたが、今回の地機はそれより一回り小さく、経糸を腰に巻いて引っ張る原始的な方法なのでより手間がかかるのがよくわかります。

説明してくださった工房の番頭さんによると一番の問題は糸を績む人が高齢化して今はこの工房では78歳の方が一人になってしまったことだそうです。他の工房も同じ状況だそうで、伝統を守っていく上での一番の問題点のようです。写真を撮ってくるのを忘れてしまい残念ですが、政府お買い上げと同じデザインの上布が380万円ほど。ずいぶんお高いようですが、これは原価に近く、伝統を守る上での投資と思って製作されているそうです。

Photo 本日の装いは林宗平工房の本塩沢。さらさらとしてこの時期にはぴったりの装いです。帯は母からの白地に細い縞の名古屋帯。昨年と同じコーディネイトですが、帯締めをつき草色メインの小桜にして少し雰囲気を変えてみました。

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2008年5月15日 (木)

故人に敬意を表して/組紐実演へ

半年振りに平田組紐の実演があるというので、出かけてきました。今期三度目の風通御召でのお出かけともなるとやはり最初のときに比べてかなり着こなしが楽になってきます。一度目より、二度目、二度目より三度目と着物は身に添ってくれるようになるようです。先日亡くなった”帯の岩田”の大番頭さん、岡田さんに敬意を表して彼に選んでもらった緞子の唐織の名古屋帯を締めてみました。Photo Photo_2波に花の模様の帯はこの時期にぴったりです。

肝心の帯締めのほうですが、新作が出ていて、心引かれるものばかり・・支払いはゆっくりでいいですよ、という言葉に甘えさせていただいて、おまけにまたまたすごくお安くしていただいて、素晴らしいお品を手に入れることができました。またそのうちにご披露いたします。 ちなみに平田組紐は中国産を使っているところが多い中、すべて群馬産の絹を使っているそうです。

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2008年5月10日 (土)

琉球染織展へ/そして久留米絣も

Img_1447 毎年この時期恒例の琉球染織展。今年は宮古上布の特集ということで、この生産量が極少の織物をどれだけ揃えて展示してあるのか楽しみに出かけました。加えて苧績み(ううみー宮古ではウー績みというそうです)の実演があるとかでこれは勉強になる!と期待大。この作業は約50cmの細長い繊維を、結び目を作らずに撚りつないで糸にする作業で、大変な根気がいります。縦糸は2本撚り、横糸は一本撚りで、約87000本以上の繊維をつなぐとようやく一反分の糸になるのだそうです。実演者は思ったより若い人でしたが、その根気のいる作業はとてもとても私のような気の短い者にはできない大変な作業です。重要無形文化財と認定されている宮古上布は一反の重さが400gまでと決められているそうですから本当にトンボの羽のように軽くしなやかなもの、通気性にとんだ最高の夏衣といえるでしょう。お値段は柄に関係なく全てが3465000円なり・・年に22反ほどしか生産されないのですから理屈上は仕方のない価格なのかもしれません。

そして琉球ものではありませんが、すぐとなりではこれも同じく重要無形文化財の久留米絣の展示もしていました。久留米絣は木綿ですから厚ぼったく、野暮ったい感じがするという私には先入観がありましたが、高機で完全手作業で織った絣は薄くしなやかで素晴らしいものでした。Photo写真の機織の実演者は久留米絣の人間国宝、二代目森山虎雄氏夫人。この道50年 、森山氏の作品の機織りを手がけてきた方で、森山作品の影の功労者と言える方です。着ていらっしゃる作業着はもちろん久留米絣、新品かと思いきやなんと30年洗濯機でごしごし洗ったものだそうです。藍を45回ほど通した染めはそれでもびくともしない堅牢なものだそうです。単衣に仕立てて今の季節纏ったらいいだろうな、とまたまた憧れの品ができてしまいました。

今日の装いは琉球展ということで、絣御召に南風原花織(ロートン織)の帯を合わせてみました。帯は大城哲氏の作品です。  Photo_5Photo_4

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2008年5月 5日 (月)

小田原北條五代祭 宮入/こちらも三代揃い踏み!

Photo 娘の嫁ぎ先から毎年ご招待を受けて5月の連休の一日は小田原のお祭に出かけます。昨年は武者姿の行列をみましたが、今年は3日目の5月5日で、近くの松原神社への御輿の宮入の日だそうです。町内ごとに御輿がで、神社の御輿と合わせて街中を練り歩きます。三社祭ほどではありませんが、なかなか男っぽいお祭です。 写真は松原神社の御輿。一番大きく、重いので担ぐ男性の足元が少々あぶなっかしくみえました。他の町内の御輿はこれより小さいのですが、中年以上の男性の担ぐ御輿のほうが勢いがよかったのは担ぎ慣れていて力の入れ方がうまいからかもしれません。お昼は小田原の鰻の名店で知る人ぞ知る”柏又”でおいしい鰻をご馳走になりました。鰻はいうまでもなく、このお店のトマトのサラダは自家製マヨネーズのかかった なかなかのものです。行く機会があるかたはぜひ一度ご賞味ください。

松原神社の御輿を先導するのは天狗さ2ま。頭をなでなでしてもらうといいそうなので、お願いしました。怖い天狗のお面にもあーたんは泣かないでおりこうさんでした。今年一年間元気に明るく育ってくれるといいですね。孫を間に挟んで両家がこうして親睦をはかるのはとても楽しく長く続けていきたい行事です。

空模様が怪しい日でしたが、予定通り着物で・・先日着た風通御召が”あ1_4 ら、地味ね”と友人に言われたこともあって今日は少し工夫Photo_5を凝らしました。地味目の着物のときは私の顔映りのよい薄い暖色系の紫かピンクの半襟をします。今日は母の箪笥からシルックの縮緬の半襟をとりだして付けました。帯は地色が薄紅の紫陽花の染帯で。

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2008年4月22日 (火)

創明会展/母のまんまで・・

Img_1369Img_1368  5年ほど前まで、15年間仕事を一緒にした友人が日本画を学び、毎年同人と展覧会を開くのですが、今年もその時期になりました。一緒に仕事をした仲間が集まり、同窓会を開くのも恒例になっています。仕事を辞めて彼女が学生時代から得意だった絵を再び学びはじめてから三年半。年毎に腕は確実に上がっているようです。左は木蓮、右は柘榴。そのどちらも彼女の人柄がにじみ出た優しくてほっとするような絵に仕上がっています。

今日のお出かけには先日手違いから仕立上がりが遅くなった風通御召。生地がしっかりしているので背抜き仕立てにしてみました。今日のように暖かい日にはそれでも汗ばむほどしっかりした生地です。コーディネイトも母のまんまで・・

Img_1371Img_1372  実はずっと以前、この組み合わせで母が横浜へ出かけたとき二人で立ち話をしているとじっとこちらを見ている人がいるのに気づきました。なんと小説家の高橋治さんでした。母の立ち姿を見ていらしたようです。着物の女性を描写したらピカイチの高橋さんの目に留まった母はすごい、と母の着こなしに改めて脱帽したのもそのときでした。同じ組み合わせで着ては見ましたが、着物歴10年余の私と50年以上の母とでは勝負にならないようです。とても品がよいけれどまだ私には少し地味かとおもわれる組み合わせを無難に着て歩けるようになったことだけは少し進歩したといえるかもしれません。

着物:風通御召(矢代仁) 帯:渋柿庵

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2008年3月22日 (土)

あーたんのSpring Pageant/そして親睦会

Img_1310Oonakiatan 2歳になる孫のあーたんが今年になって通いだしたブレインズキディクラブという英語スクールの春の発表会。はたして2歳児のあーたんがどれくらいのことを見せてくれるのか興味津々。両親はもちろん両家の祖父母揃い踏みで出かけました。まだ日本語もたどたどしい二歳児があくまで外国語である英語を外国語として理解しながら身に付けていかれるか心配だったのですが、今の所その心配は懸念だったようで、順調に自然に二つの言葉を使い分けているように見えます。写真で一緒のリッチー先生のことを”リッチーは英語しか分からないから英語でお話しないと駄目なのよ”といっているそうです。 今回は”ねずみさんの誕生日”というタイトルの劇にラクーン(狸)役で出演。やはり二歳児、舞台に上がる前は写真のように”ママも一緒ー!”とおお泣きでしたが、いざ舞台に上がるとタレントよろしく舞台度胸満点。大きな声で英語の歌も歌え、ダンスも上手にできました。 これには見ていた家族もびっくり・・”誰に似たのかしら?”

そして夜は恒例の両家の親睦会。近くにある木曽路で会食しました。あーたんをはさんでの楽しい会は時を忘れ、6時から9時半という長い会になりました。

Img_1313_2 Img_1315

今日の親睦会へのお出かけにはジュサブローデザインの小紋に桜の染帯。桜が満開のころになると本物の桜の美しさに桜の帯では対抗できません。桜が待たれる今の時期がこの帯の締め時だろうと思います。半襟もほんのりピンクの風通で。

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2008年3月16日 (日)

顔合わせ/汐留 すみれ家にて

息子が結婚するというので(やっと!)今日はお相手のご両親と初顔合わせの日です。結婚に関してはすべて息子たちが取り仕切ってやるということなので親は見守るだけ。今日の初対面も二人が仕切って食事に招待してくれました。娘のとき同様、服装は少し改まったくらいの装いで、と思い夫はスーツ、私は鮫小紋に唐織の袋帯に決めていたのですが、前日になってどうももっと軽い服装でお相手のご両親がいらっしゃる予定らしい、と聞き慌てて準備のし直しです。

近頃は着物を着るというだけでかなり重い服装だと錯覚されてしまう。着物を常用している身としては着物にも格があり、TPOに合わせて着物の格を選んでいるのですが、どうもそのようには認識されないようで困ることがあります。今回も着物を着られない方ということで、着物=正装ととられてしまったようです。ということで急遽、カジュアル着に変更。いつもの気楽な着物姿でご対面となった次第です。 場所はおしゃれな和風レストラン、汐留にあるすみれ家です。Img_1282_3 Img_1284Img_1287

じっくり考える時間がなかったので、ぱっと頭に浮かんだ春の定番のコーディネイト 紅花紬と夜桜の染帯にしました。夜桜の帯は連投ですが、締められるのもあとわずかなのでよい機会だったかもしれません。

 帯締めは貝の口葵組(平田組紐)  紅花紬では汗ばむほどの暖かい日だったので、コートを羽織に替えてみました 着物に合わせて羽織紐は紫に、少し羽織の乳の位置が高いようです。            

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2008年2月19日 (火)

第五十六回 上品會内覧会/横浜ベイシェラトンホテルにて

Photo_2 Photo今年も高島屋から内覧会のご招待をいただきましたので、目の保養に出かけてきました。今年のテーマは「源氏物語千年紀」と高島屋のシンボルフラワーである「薔薇」。

上品会は日本伝統の絹の芸術をきわめる名匠・名家をよりすぐって、上作に励み、下品を捨てた一品一作の作品展で・・」と言うだけあって毎年素晴らしい着物と帯の作品を拝見できます。着物、帯とも今年は特に素晴らしいものが多かったのですが、その中でも私の目に留まったのは写真の大島紬の訪問着。実物はもう少しソフトな印象で、私に余裕があれば是非着てみたいと思った作品です。せめても、ということでご好意に甘え試着させていただきました。Photo 着物の上から羽織っているのでなんだか花嫁の内掛けみたいですね。小袖に多く見られる肩裾取りの中に凛とした小ぶりの薔薇が咲き誇り、清楚でそれでいて華やかさのある本当に素敵な仕上がりになっています。ひと時の夢を見させていただきました。(作品名 追憶 製作 秋場

今日のお出かけは今期最後になる菊花絞りの小紋に染帯、光雪。帯締めを綾竹鎧組みにしていつもと趣を変えてみました。Img_1243_2

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2008年1月19日 (土)

今年初の着物イベント/料亭 滝川にて

昨年末から私のまわりには不幸が多く、お正月早々気分が滅入っていました。そんなときは体調もなんとなく悪くなります。病は気からと昔からいうのは本当のようです。

こんなときは元気を出して楽しい外出をするに限ります。着物仲間3人の初遊び、毎年横浜の料亭滝川で行われる横浜高島屋の着物イベントに出かけてきました。いつもは目的がないまま目の保養にでかけるのですが、今年は娘の長襦袢を買うというれきっとした目的がありました。秋の孫の七五三に着物を娘も着たいとのことで、着物は私の派手になった付下げを仕立て直すのですが、長襦袢がなく、新調することにしたのです。たまには母から娘へのこんなプレゼントもいいでしょう。会場はほとんどが顔見知りの高島屋の呉服部の担当の人や京都、東京の老舗の番頭さんたちで和気藹々の冗談を交えた着物談義をしながらの楽しい半日でした。滝川のおいしいお昼も頂きおなかのほうも大満足!もちろん長襦袢は今回はいつもお世話になっている矢代仁さんが超破格のお値段で生地も色合いも素敵なものを分けてくださりこれもまた大満足でした。Img_1202_3 Img_1207_2      

本日の装い:絵羽模様の泥大島に鴛模様の染帯、 羽田登喜男さんの作品です。Img_1199_2 紬の装いということで昨年暮れに半額で手に入れた柿渋のバッグを初使い。小振りな割りに口が大きく開き、たくさん入ります。使い勝手はよさそうです。帯締めはこれも初使いの綾竹鎧組です。

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2007年12月25日 (火)

朗読会 夢をかたちに/ラゾーナ川崎にて

Img_1129 妹が友人のアコーディオン演奏とコラボして朗読会を開くから絶対に来て、と葉書と電話をくれたのは9月ごろだったでしょうか。なんでも200人入る会場だとかで、招待状も200名にだしたとのこと。姉としては心配でした。200人がたったの5名ということもある。娘ももしかして入らなかったらおばちゃんが可哀想、と思ったのでしょう、仕事を早々に駆けつけてくれました。 が、心配は無用だったようです。Photo会場は写真のように満員で、立ち見も数人でるほどでした。本当によかったです。妹もいきいきとしていていつもよりうんと綺麗に見えました。朗読のほうも思った以上のできで長く勉強してきただけのことはあったようです。最後のお礼の挨拶も堂々としていて身内としてはホット一安心。ちゃんとできるだろうか、と心配する、いつまでたっても妹は妹ですね。何年かに一度はこういった発表の場を持ちたいと抱負を述べる妹がいつもより大きく見えたひと時でした。朗読は石川逸子作「千鳥ヶ淵へ行きましたか」より と茨木のり子作「りゅうりぇんれんの物語」でした

Photo Img_1118

もちろん今日も着物です。

今年の着物の着納めになる本日は今年の初着に着た母に貰った納戸色の更紗小紋。 帯は綴れ名古屋帯(上野)を合わせてみました。 帯締めは内記(平田組紐製)

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2007年11月22日 (木)

江戸組紐 平田竹峯さん/1年ぶりの実演

Photo_5 こよなく江戸組紐 平田竹峯さんの組紐を愛する着物仲間にとって今日は嬉しい一日でした。

昨秋、丁度一年前の11月の実演を最後に丸一年のご無沙汰。伺ってみると仕事上の理由がいろいろあったようですが、今日のきもの感謝祭を皮切りにとにかくまたこれから年に何回かはお会いすることができるようでほっと一安心!21日と22日の二日間の実演だったのですが、初日の昨日には3人のお客さまから”いったいあなた今まで何してたの?”ときつーいお叱りを受けたのだそうです。それほど氏の実演を心待ちにしている人は多く人気が高いのです。伝統工芸士である氏の江戸組紐の技術のレベルの高さはいうまでもありませんが、その色彩感覚が卓越しています。氏との連絡がとれなくて業を煮やして他で手に入れた”栗梅”の冠の帯締めをしていったのですが、”その色は栗梅ではないですね。木蘭ですよ。栗梅はこれ・・”といって見せられた色はかなり違った色調でした。(木蘭も気に入っているからいいですけれどね)日本の色は複雑でとても口には言い表せないものが多いのですが、そこにまたあいまいな深みがあっていいのです。氏いわく、長崎盛輝というその道では第一人者の学者の色が一番本物に近いと思い、自分の色見本はそれにもとづいて作っているとのことでした。丁度私も長崎氏の本を持っており、選択が間違っていなかったことがうれしかったです。

写真は平田さんを囲んで友人と・・ この日の友人の着物は縹色の大島に芥子色地に野ぶどうの染帯 秋らしくきりっとして素敵でした)

一年ぶりということでとてもお安くしていただき3本も帯締めを手に入れることができました。まだ手元にありませんのでお見せすることができなくて残念です。台湾旅行中で不在の友人に頼まれていた三分紐も購入。色談義をして楽しい時間をすごすことができました。Photo_6 Photo_7

(今日のお出かけにはジュサブローの小紋に母の小紋を仕立て直した縮緬の蝶柄の羽織 )

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2007年11月16日 (金)

きものパーティ

パーティといっても大げさなものではありません。いつも着物のことでお世話になっている横浜高島屋からのご招待で、デパート内の催事場を使ってのミニミニきものパーティです。招待されたのは呉服の顧客40名、そのうちの3名が私たち3人組でした。パーティというとなんだか構えてしまって、訪問着や付下げなどを着なくてはいけないかと思ったのですが、決してそういう堅苦しい着物は着ないで下さいとのこと。いつものカジュアルな着物でというのが条件でした。お得意さまへの感謝をこめて、というとそのお得意さまに選ばれた私はずいぶん買っているのではないかとお思いでしょうが、数あるお客様の中から選ばれた選考基準は”いつもお着物で来てくださるから・・”ということだそうです。”着物を売ってもその着物を着てくださっているところはみたことがなくて・・その点Hさんたちはいつも着物できてくださるから・・”箪笥の肥やしにしている人が多い中、私たちきもの3人組の着物着用率はデパートの呉服売り場でも上位にランクされているようです。

パーティでは横浜高島屋の上得意さまである、桂歌丸さんの落語一席。そして彼を交えた記念撮影。ビュッフェ形式のお食事とたのしい二時間でした。

Photo_3 Photo_4 本日の装いはカジュアルに・・ということで、着慣れた紬にしました。新田秀次氏の紅花紬に帯は母に貰った萩文のしゃれ袋です。

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2007年10月21日 (日)

恒例 矢代仁展へ

Img_0916 京のお召といえば矢代仁、矢代仁といえばお召というほど着物通の間では有名ですが、その矢代仁展に昨日病が癒え、元気になった友人を久し振りに交えて着物仲間三人組で行って来ました。風通お召紋お召絣お召し、縫い取りお召そして紬糸を入れて織った上代お召などその全てを取り揃えられるところは今ではおそらく矢代仁さんくらいしかないのではないでしょうか。質問好きな私が番頭さんに伺ったところによると、風通お召にいたっては一反につき経糸を8000本もつかうのだそうです。普通は3000本くらいなのだそうですから、数を聞いただけでもすごいですよね。今年もきもの文化検定受験を予定している私としてはとてもよい勉強になりました。

もちろん矢代仁さんで作っているのはお召だけではありません。実は私はこちらの染物も大好きで、展示会に行くとついつい欲しくなり、我慢するのが大変なのです。今年も新小石丸生地の色無地や型染友禅の小紋などなどいつまでも眺めていたいお品が山ほどでした。そんな矢代仁さんに敬意を表して今日の装いは矢代仁製お召です。

Kasuriomeshi_tubakisomeobi Tubakisomeobi

Omesi縞の中に絣の模様は御殿がすりとよぶそうで、絣模様だけに比べると格上の模様になるそうです。帯の色で秋を表現したくて椿の染帯を締めてみました。

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2007年6月 3日 (日)

今年も琉球染織展へ

Img_0704 毎年恒例の琉球染織展へ出かけてきました。残念なことにだんだん規模が縮小され、展示品も数が減ってきてはいるのですが、着物好きにとってはよだれがでるような企画であることには変わりはなく、毎年わくわくしながら友人と出かけてきます。琉球物は宮古上布を筆頭に年々生産が減ってきているものが多く、また国の重要無形文化財に指定されているものが多いためどうしても高価になります。欲しいと思っても手は出ませんが、眺めてくるだけでも着物愛好家にとっては良い肥やしになります。昨年までは八重山上布が着てみたいと思っていたのですが、余りに高価なことが分かりましたので、手に入れることはすっかり断念しました。今年は琉球紅型宗家城間栄順氏の特集でしたが、どうも私は以前から紅型を着るということに自信がなく、目はどうしても紬のほうに向くようです。紅型のあの南国風あでやかさが私の個性にはぴったりこないようです。藍型(エー型)の帯は藍の濃淡と白という少ない色を使っての南国風のさわやかな華やかさが出ていてこれならば、というものがありました。もし将来手に入れるとしたら紅型ではなく藍型のそれも帯になるでしょう。Honshiozawa_simanagoyaobi_1 Honshiozawa_siroshimanagoyaobi2_1

本日の着物は前回と同じ本塩沢ですが、きっぱりと単衣です。帯も白に紅と藍の極細の縦縞の入った名古屋帯に透かしの入った組み方の蘇芳色の帯締め、帯揚げも夏物に替えました。帯は母のお下がりです。

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2007年5月 4日 (金)

小田原北條5代祭

Photo_13 3日は娘の連れ合いの実家からのお声掛りで小田原北條5代祭へ行ってきました。小田原は室町時代後期の武将、北條早雲から5代続いた由緒ある城下町です。御輿や山車がでてのお祭でにぎわいますが、近年は御輿を担ぐ人が減ってしまい人集めに苦労しているとのこと。武者や足軽姿で行列に加わっている若者たちの少ししらけた表情も気になりました。そんな時代になってしまったのですね。Photo_14

それでも孫を挟んで両家でそぞろ歩くのは楽しく、小田原城の藤の花が見ごろということでお城まで足を延ばしたのですが、今年の花は少々元気がなく、寂しい藤でした。この藤、一度樹木医さんに診察してもらった方がいいかも知れません。Photo_15 来年こそ、立派な姿を見せて欲しいものです。

小田原に出かける度にご馳走になる鰻、またまたご馳走になってしまいました。小田原の名店”柏又”です。古い日本家屋に風情があり、鰻の味に趣を添えているようです。

もちろん、もちろん当日は着物で出かけました。文句のない晴天になりましたので迷うことはありませんでした。春らしくクリーム色の御召に帯は四君子柄の縮緬の染帯。この帯は夫がプレゼントしてくれた帯なので春に夫と出かけるときはなるべくするようにしています。白みがかったグリーンで着物合わせが少々難しく、今のところこの着物専用になっているものです。Kasuriomeshi_sikunsisomeobi2 帯、着物ともに薄い色なので帯締めで引き締めてみました。Kasuriomeshi_shikunshisomeobi3 (着物:絣御召 矢代仁 帯:羽田登作 清粧)

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