越後上布実演/料亭滝川にて
横浜高島屋の呉服部から招待を受けて夏の感謝祭ということで、横浜の料亭滝川へ。着物仲間のお楽しみ催事です。仲間三人とも金欠病でレッドカードが出ている、ということで、本日のメインは新潟の林宗平工房から来て行われる重要無形文化財の越後上布の機織の実演を間じかで見て勉強すること。手で績んだ苧麻を地機で織る作業は高機よりもうんと力のいる作業でなんと一反を織り上げるのに4ヶ月ほどかかるとか・・まことに根気のいる作業です。意外や意外、伝統を守っている織子さんが20代の若い女性だったのはうれしいことで、是非頑張って日本の文化を絶やさないでいって欲しいものです。写真上は糸が切れて補修中のところ。機織は湿気が多くないと糸が切れやすく、雪の降らない今の時期、工房では蒸し風呂のように湿度を高くして織るのだそうです。想像以上の大変な作業です。
先日は同じく無形文化財の久留米絣の実演で高機の手織りの実演を見ましたが、今回の地機はそれより一回り小さく、経糸を腰に巻いて引っ張る原始的な方法なのでより手間がかかるのがよくわかります。
説明してくださった工房の番頭さんによると一番の問題は糸を績む人が高齢化して今はこの工房では78歳の方が一人になってしまったことだそうです。他の工房も同じ状況だそうで、伝統を守っていく上での一番の問題点のようです。写真を撮ってくるのを忘れてしまい残念ですが、政府お買い上げと同じデザインの上布が380万円ほど。ずいぶんお高いようですが、これは原価に近く、伝統を守る上での投資と思って製作されているそうです。
本日の装いは林宗平工房の本塩沢。さらさらとしてこの時期にはぴったりの装いです。帯は母からの白地に細い縞の名古屋帯。昨年と同じコーディネイトですが、帯締めをつき草色メインの小桜にして少し雰囲気を変えてみました。
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コメント
鈴千代さま
初めまして!
お褒め頂いて恐縮です。私の着物は母からのものが多いので地味目が多く、着こなすにはコーディネイトがポイントになります。私も着物が大、大、大好きなので、着物をどんどん着て楽しんで行きたいと思っております。これからも宜しくお願い致します!
投稿: まあまちゃん | 2008年6月22日 (日) 10時42分
はじめまして。
少し前からお邪魔させていただいています。
まあまちゃんさんのお着物のセンスに感服致しております。きものコーディネートのページは私にとっては教科書です。
私は着物に目覚めてまだ2年目で、色々失敗ばかり・・・。でもとにかく着物が大好きで、この気持ちをずっと保っていきたいと思っています。
まあまちゃんさんのコーディネート、これからも参考にさせていただきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
(すみません、メルアドを公開されるとまずいので、実在しないアドレスです)
投稿: 鈴千代 | 2008年6月22日 (日) 10時32分