琉球染織展へ/そして久留米絣も
毎年この時期恒例の琉球染織展。今年は宮古上布の特集ということで、この生産量が極少の織物をどれだけ揃えて展示してあるのか楽しみに出かけました。加えて苧績み(ううみー宮古ではウー績みというそうです)の実演があるとかでこれは勉強になる!と期待大。この作業は約50cmの細長い繊維を、結び目を作らずに撚りつないで糸にする作業で、大変な根気がいります。縦糸は2本撚り、横糸は一本撚りで、約87000本以上の繊維をつなぐとようやく一反分の糸になるのだそうです。実演者は思ったより若い人でしたが、その根気のいる作業はとてもとても私のような気の短い者にはできない大変な作業です。重要無形文化財と認定されている宮古上布は一反の重さが400gまでと決められているそうですから本当にトンボの羽のように軽くしなやかなもの、通気性にとんだ最高の夏衣といえるでしょう。お値段は柄に関係なく全てが3465000円なり・・年に22反ほどしか生産されないのですから理屈上は仕方のない価格なのかもしれません。
そして琉球ものではありませんが、すぐとなりではこれも同じく重要無形文化財の久留米絣の展示もしていました。久留米絣は木綿ですから厚ぼったく、野暮ったい感じがするという私には先入観がありましたが、高機で完全手作業で織った絣は薄くしなやかで素晴らしいものでした。
写真の機織の実演者は久留米絣の人間国宝、二代目森山虎雄氏夫人。この道50年 、森山氏の作品の機織りを手がけてきた方で、森山作品の影の功労者と言える方です。着ていらっしゃる作業着はもちろん久留米絣、新品かと思いきやなんと30年洗濯機でごしごし洗ったものだそうです。藍を45回ほど通した染めはそれでもびくともしない堅牢なものだそうです。単衣に仕立てて今の季節纏ったらいいだろうな、とまたまた憧れの品ができてしまいました。
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コメント
なかなかシックな装いのようですね。縦縞はほんのちょっとの太さの違いで似合ったり、似合わなかったり、難しいです。写真をホームページに載せてくださいな。
投稿: まあまちゃん | 2008年5月11日 (日) 17時28分
着る機会は少ないのですが、地味なグレイ系の縞文に赤みの入った帯を選んで着ました。それに味をしめて、また着物に愛着が深くなりました。
投稿: れの字 | 2008年5月11日 (日) 12時07分
れの字さん、お久し振りです!着物コーディネイトは限りあるワードローブの中で頭を巡らしてコーディネイトしてみたものです。いろいろ工夫してまた新しい組み合わせを発見をしていくのも楽しいものですね。れの字さんは近頃はお着物はきていらっしゃいますか?
投稿: まあまちゃん | 2008年5月11日 (日) 10時18分
『きものコーディネート』はすばらしいですね。時々、参照させていただいてます。
投稿: れの字 | 2008年5月11日 (日) 00時51分