2008年8月12日 (火)

暑気払いにお茶しましょ!

2番目の孫が生まれたら、当分会えないし、買い物にもちょっと付き合って欲しいから、と着物仲間の友人から連絡があり、暑い中頑張って着物でお出かけをしてきました。今年は体調やらなんやらで綺麗に着られなくて少し着物テンションが下がってはいるのですが、それで着るのをやめてしまったらもっと自信がなくなりそう、ということで珍しく家事をささっと片付けて横浜まで出かけてきました。お昼を一緒に頂いて、お茶をして、買い物をしてぺちゃぺちゃおしゃべりをして・・やっぱり楽しかったです。

彼女の着物は私の母のものだった小千谷縮、私には似合いそうもない色、柄のものだったので、彼女に着て貰うことにしたものです。予想通り素敵に似合っていました。お下がりの着物でも大切に着てくれていることを母が知ったら、どんなに喜んだことでしょう。Photo

性能の悪い、私の携帯で撮った写真なので、よく分からないと思いますが、地色はカフェオレ、秋草模様の小紋柄です。秋のまたれるとりわけ暑いこの時期にぴったりの一枚です。体から生地がふわっと浮いてとても涼しいとのことです。帯はクリーム地の掬いの帯。

私の本日の装いは夏塩沢にクリーム色の羅の帯。帯締めは薄蘇芳色にしてみました。Jpg_2それにしても手持ちの着物は着つくした感じで、来夏あたりは一枚自分の好みで新調したいな、と思いますが、まずは先立つものと相談しなくてはいけませんね。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月10日 (日)

おや、もう秋支度?/新作帯締め

春早々に夏物と一緒に約定をつけておいた帯締め。こうも連日暑いと秋が待ち遠しくなり、引き取りに・・いつもは大好きな薄物なのに体調が悪くて今年の夏はうまく着こなせない、秋になって涼しくなったらもっとお洒落が楽しめるに違いない、そんな気持ちが大いに働いたのかもしれません。

Photo ”なかなかお見えにならないから売れてしまうんでは、とハラハラしていたんですよ。あなたにぴったりの蘇芳の帯締め!”と言って平田氏から勧められたもの。なるほど良い色合いです。今までにない色合いの上に私の雰囲気に合いそう・・おまけに半額にしてくださるということで大喜びでゲット!(貝ノ口雲形 平田竹峯作

Photo_3  そして二本目は新作。これまた素晴らしい薄香色?に滅紫?の細い縞の入ったスリーシーズン向きの帯締め。素材にからむし(苧麻)が使われているので冬には不向き。ちょっぴり粋に、上品に装いたいときにぴったり。本物は写真で見るよりもっとおしゃれな感じです。もちろんこれもお値打ちに・・(綾竹組からむし 平田竹峯作

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 8日 (金)

気温34.5度!/柳亭市馬独演会へ

Img_1629 本当にお暑うございます。としかいいようのない、この暑さ!落語へは絶対着物でと決めてはいたもののこのいやーな暑さに加え、今年は更年期再来を思わせる自律神経の失調で、体温の調節がうまくいかないのか異常なまでの発汗。”そんなに今は暑くないよ”といわれるようなときまで一人だけ全身汗だく、顔から首から、ハテは太ももの後背部からだらだらだら・・それに加えて今日はとりわけ暑い日に当たってしまいました。それでも趣旨換えはせず、着物で落語は貫き通しました(大げさな・・)

今日の市馬師匠はさえていました!荒木とよひささんの作詞でCDデビューを果たしたお披露目の歌披露もあったせいか、かなりテンションが高い。最初の小言幸兵衛もお得意の芝居振りを交えての好演。”小言幸兵衛”という言葉は小さい頃からよく耳にした言葉ですが、こういうお話だったのですね。師匠の話に引き込まれ涙がでるほど笑いました。そしてゲストの荒木とよひさ氏を迎えての新曲披露。ろうろうと館内に響きわたる美声。この声の良さが彼の落語の魅力を倍増しているなと改めて認識。そして締めは夏の定番”船徳”この演目は彼の個性にぴったり合ったもののようで、はっきりいって昨夏きいた立川生志のものよりぐっと上。師匠の体からにじみ出る人柄の良さが落語にも反映しているのでしょうね。

Photo 暑さにもめげず、体の変調にもめげず、本日着用していったのは盛夏の定番、男がすりの能登上布にエメラルドグリーンに黒の縞という個性的な羅の帯。きらめく太陽の下でこそ映えるコーディネイトです。両方とも母のお下がりですが、やっとこのごろ自分のものとして着こなせるようになった気がしています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月14日 (月)

お祝いの食事会

長男が結婚式に先立って入籍したというので、(全部本人たち主導でやってくれているので、親は見守っているのみ・・)それでは家族でささやかなお祝いのお食事会をしましょう、ということになり、作夕、家の近くの木曽路でしゃぶしゃぶを頂いてきました。前回書いた麻の伊達締めはこのときのための用意。結論から言うと使い心地はなかなかでした。補正をかねて使っていたこれもお手製の木綿の伊達締めの代わりに長襦袢の上から使ってみましたが、吸水性もよく、中の芯も木綿製なので、じゃぶじゃぶ洗えます。

Photo_2 そして本日の装いは琉球絣(カベ上布)にグレーの紗の名古屋帯。母に貰ったこの着物に合うように求めた帯ですが、前帯の黒い横線がきつく感じられ、ちょっと失敗かな、と思っていたもの。昨年は帯締めを蘇芳色のレース編みのものをして不満足だったので、今年は思い切って同系色の紫系、帷子錦を締めてみました。この方が帯締めと帯の柄が喧嘩しないで落ち着いた感じになるようです。全身を映してみて、うーん、なかなかいいじゃない!とこのコーディネイトに満足。

家族が増えるということはいいことですね。皆がなかよく、楽しくお付き合いしていけたらこれ以上のことはないと思っています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年7月13日 (日)

お手製、麻の伊達締め

Photo 今日は梅雨が明けたかと思うほど夏らしい暑い日。夕方から着物でお食事会の予定があるので、なんとか少しでも涼しく着る方法を考えていたら、前々からあったらいいのに・・と思っていた麻の伊達締めを自分で作ることを思いつきました。麻の伊達締めも市販されていると何かで読んだ覚えがあるのですが、デパートなどで探しても見つかりません。木綿の和手ぬぐいで、ウェストの補正を兼ねた伊達締めは今年作って着用していたのですが、少し、もっこりしていますので、もう少しうすでの物が欲しい。ということで、母の箪笥をひっくり返し、越後上布の長襦袢の残り切れをみつけました。たっぷりのこっていたので、紐まで十分にありますが、やはり麻の紐ではもこもこするので、今度は自分の着付け道具の入った引き出しをひっくりかえして、多分帯枕の紐だったものでしょう、嵩のない化繊の紐を見つけました。そしてできあがったのが、写真の品です。針をもつと肩が凝り、吐き気までしてくるようなお裁縫が苦手な私ですが、こと着物のお洒落のこととなるとあっという間に仕上げてしまうのですから、不思議なものです。ちなみに芯には帯を仕立て直したときにでた三河木綿の帯芯を使っています。襟芯に使う木綿を使ってもいいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年7月 9日 (水)

ああ、蒸し暑つ!/立川生志独演会へ

Img_1533 ほんの1週間前、もう7月?と思ったばかりなのに、その後の一週間は暑かったり、肌寒かったりと気候不順この上なし!順応性の低い私は体調が狂いっぱなしです。大好きな落語鑑賞の日だと言うのに、もうひとつテンションが上がらないのはかなりの重症のようです。でも頑張って頑張って着物を着て出かけました。今日は雨は降らないとの予報でしたが、近頃全く信用できない気象庁。濡れたらえらーく高くつくぞ、と思い、夏用の雨ゴートと携帯用の雨傘持参です。

この5月に真打襲名披露をしたばかりの笑志改め、生志。襲名を機に、”ひとりブタじゃん”と題して独演会を続けるとのこと。なるほどメタボ体格の自分に一人舞台を掛けたのですね。”じゃん”は横浜向け、若者向け感覚なのでしょう。前座ものの”つる”、そして、えーとあとひとつはなんだったかなー、もう忘れたぐらい印象が薄い。少々期待はずれの独演会と思っていたら、最後の”たちきり”はよかった。まえに談春でききましたが、彼に負けず、劣らずうまかった。生志師匠の真髄はこのあたりにあるのかもしれませんね。二度目もまた私の目はうるうるになりました。こういう切ない話、実は私は弱いのです。

Photo 天候、温度、湿度にかかわらず、すっかり夏衣装になりました。本日のPhoto_2着物も帯も母からのものですが、コーディネイトとしては初めてのものです。母がよくこの組み合わせで着ていましたが、帯締め帯揚げは私好み。写真ではよく分かりませんが着物は深い藍地の細かい絣に流水模様の夏塩沢、帯はローズ地に花模様の羅織の名古屋帯です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 3日 (木)

あら、もう夏?/立川志らく独演会へ

Img_1520 年をとって季節の変化を感じ取るのが鈍くなったのか、はたまた気候が変なのか分かりませんが、えっ、もう7月なの?という感じで季節の移り変わりに気持ちと体が追いついて行かない状態。年々、これが酷くなっていくのがあなおそろしや・・です!梅雨も明けず、気温も夏とはいえない日でしたが、とにかく今日から薄物に衣更え。

二ヶ月に一度ある志らく師匠の独演会。前回はパスしましたので、4ヶ月ぶりです。今回の演目は「お七」「鉄拐」中入りを挟んで、「付き馬」、この人、だんだん談志師匠に似てきているのではありませんか。声質も似ているし、風貌もなんとなく・・談春もいいけれど、この人もやはり素人目にもうまい!「お七」では久し振りに笑い転げました。「鉄拐」は本人の説明どおり、中国のネタなのでいまいち落ちが面白みに欠けるふしがあり、私には少し中だるみの感がありました。最後の「付き馬」でまたひと笑いして幕。4ヶ月前より拍手が大きかったような気がします。百席終わるまで皆勤してみようかな、と今日突然に決心。

冒頭で書きましたように本人の体に季節の変化が感じ取られていない状態なので、いつもなら薄物に向けて少々ダイエットに励むのですが、今年はぼてぼての体を野放し状態。(またまたこのように自己管理の甘さを言い訳している・・coldsweats01)当然、綺麗に着られるわけがありません。メタボ健診ももうすぐあるし、これからでも遅くはない、頑張らなくちゃね!

Photo 本日の着物は帯、着物とも母からのもの(今のところ夏物はおさがりしかありませんが・・)    まだまだ暑さもそれほどではないので、比較的透けの少ないベージュ系色の粋紗藍の麻の染帯。麻は完全に7、8月向けの真夏の素材ですが、芯の入っている九寸染名古屋は本当に暑くなるとやはり暑苦しくて締めづらいので私は7月の初旬に締めることにしています。Img_1508 帯の模様は蓮根。この帯は帯芯がピンクの色芯なので、ほんのり赤味が入り、藍の冷たさがとれていて私向きになっています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月22日 (日)

かつての”相棒”結婚!/二次会へ

Img_1488”相棒”がめでたく結婚しました。やっとです・・・相棒とは着物の着付けを勉強していたころお互いに着せっこして勉強した仲間。年齢はまさに親子ほどの違いですが、お誕生日が12月16日の射手座ということで意気投合していました。横浜のホテルモントレでの二次会に出席してね、と軽ーくメールが入り着物仲間の友人と二人でこれまた軽い乗りで出席してきました。ご主人が想像していた以上にハンサムで、やったね!という感じです。私の頃は結婚式の二次会というイベントがなくて披露宴が終わるとあっさりと新婚旅行にでかけたものですから二次会というのがどんなものか余り想像できませんでした。出席者はやはり若い仲間が大半で、舞台に上がっての歌あり、踊りあり、最後には新婦も乗り乗りでの振り付きの歌。一緒に出席したおばさま二人は食べて観る観客に徹していました。

さて、出席するにあたって困ったのは何を着ていこうか、ということ。私の着物は趣味性のものがほとんどで、特に夏は上布や紬の類のものしか持ち合わせていない・・その上、一番手持ちの着物がない単衣の時期・・・友人とても同じこと。じゃあ、洋服は・・というと近頃は着物に手一杯で普段着か旅行着しか持っていない。といって大枚はたいてスーツなどを買う気もない。二人で相談した結果、”二次会なんだから、カジュアルなもので勘弁してもらいましょうよ”ということに勝手に決めてしまいました。Photo

当日の花嫁と友人。友人はベージュの夏紬に半夏生の模様の絽の染帯、帯締めの角朝春霞の薄い緑が帯とよくマッチしていました。Photo_4

私は考えに考えた末、母から貰った紗の小紋に(無地に見えますが、グレーに薄いピンクの格子柄です)やはり母からの桜鼠色の絽綴れの名古屋帯。帯締めは紫に燻し金の帷子錦。なにせ帯も着物も母が70代の初めに購入したものなので大変地味。どこかにメリハリをつけないといけません。で、帯揚げは白が基調色の絽縮緬にしてみました。濃く派手な色にすると返って品が無くなります。長襦袢は白ではなくピンクの絽。友人曰く、品よくできあがっていて地味すぎた感じはしないということです。 ちなみに着物は透けない紗なので、今頃の時期から着られます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月14日 (土)

越後上布実演/料亭滝川にて

Img_1480 横浜高島屋の呉服部から招待を受けて夏の感謝祭ということで、横浜の料亭滝川へ。着物仲間のお楽しみ催事です。仲間三人とも金欠病でレッドカードが出ている、ということで、本日のメインは新潟の林宗平工房から来て行われる重要無形文化財の越後上布の機織の実演を間じかで見て勉強すること。手で績んだ苧麻を地機で織る作業は高機よりもうんと力のいる作業でなんと一反を織り上げるのに4ヶ月ほどかかるとか・・まことに根気のいる作業です。意外や意外、伝統を守っている織子さんが20代の若い女性だったのはうれしいことで、是非頑張って日本の文化を絶やさないでいって欲しいものです。写真上は糸が切れて補修中のところ。機織は湿気が多くないと糸が切れやすく、雪の降らない今の時期、工房では蒸し風呂のように湿度を高くして織るのだそうです。想像以上の大変な作業です。Img_1481 先日は同じく無形文化財の久留米絣の実演で高機の手織りの実演を見ましたが、今回の地機はそれより一回り小さく、経糸を腰に巻いて引っ張る原始的な方法なのでより手間がかかるのがよくわかります。

説明してくださった工房の番頭さんによると一番の問題は糸を績む人が高齢化して今はこの工房では78歳の方が一人になってしまったことだそうです。他の工房も同じ状況だそうで、伝統を守っていく上での一番の問題点のようです。写真を撮ってくるのを忘れてしまい残念ですが、政府お買い上げと同じデザインの上布が380万円ほど。ずいぶんお高いようですが、これは原価に近く、伝統を守る上での投資と思って製作されているそうです。

Photo 本日の装いは林宗平工房の本塩沢。さらさらとしてこの時期にはぴったりの装いです。帯は母からの白地に細い縞の名古屋帯。昨年と同じコーディネイトですが、帯締めをつき草色メインの小桜にして少し雰囲気を変えてみました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年6月 1日 (日)

6月の落語/林家たい平独演会

Img_1476 実は今日はあまり期待しないででかけました。たい平師匠には申し訳ないのですが、6月はめぼしい演目がなく、まあ芸術祭奨励賞を貰ったということで、一度聴いてみてもいいかな、と言う程度でした。”笑点”でのイメージが強かったせいもあります。ここのところにぎわい座では完売御礼がでている高座だったのですが、”おばさん人気”なのかなー、と思う程度。予想は完全に裏切られました。よかったですよー。テレビの笑点でみるよりきりりと顔も締まり、さあ本業の落語をやるぞ!という意気込みが伝わってきました。演目は”ろくろ首”と”千両みかん”どちらもじっくり、枕も新鮮味のあるものでした。体を使った芝居振りの多い、動的な高座です。市馬師匠などとはまた違ったあじのある落語家で、これからが大いに期待できそうです。途中に入る林家ぺーさんの色物も前後の高座の雰囲気をこわすことなく、よかったとおもいます。また機会があったら聴きにいきたい落語家に登録です!

Photo_3 さて今日からは本格的に衣更え。昨日までとは打って変ってさらっとした空気の,良いお天気でラッキーでした。昨年はコーディネイトしそびれた夏紬と絽の染帯。萩紋は季節の3か月の先取りです。帯締めは早速今Photo_4 年の新作、角朝春霞を。きゅっと締まってしめごこちは上々です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«夏の新作帯締め2点/単衣と袷のはざま