2010年2月 3日 (水)

連日の落語三昧/柳亭市馬、立川談春独演会へ

2日、前夜から降り続き、朝には3cmほどの雪が我が家の庭にも積もり、底冷えのするに日なったのですが、幸い落語に出かける夕方には道路の雪はすっかり溶け、着物で出かけたい私は一安心。

2_2さわやかな人柄と綺麗な語り口で私のご贔屓の柳亭市馬さん、欠点は(?)落語以外に歌が入ること。たまにはいいのですが、毎回となるとちょっとうざい。今回のゲストがまたまた白山雅一という歌謡声帯模写の長老ということで、うーん、かなりの時間二人の歌合戦に割かれるのかな、と心配したのですが、なーんと今回は真面目に二席歌なしでのうれしい独演会でした。 演目は一目上がり七福神または軸ほめとねずみ穴の二席。まず一目上がりから軽く入って、ねずみ穴でぐっと引き込みました。落語通ではありませんので、余りたいしたことはいえませんが、なかなかよかったです。市馬さんはなにをやるにしても余り力んだ感じがしないのですが、そこが彼の持ち味なのでしょう。

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そして本日3日は当代第一の人気落語家、立川談春です。彼の高座がある月は電話でのチケット取りはなかなか繋がらなくて、他の噺家のチケットもとりにくくなります。ゆえに談春の高座のある月はにぎわい座までわざわざ出かけてチケットを入手します。今月もそうやって手に入れたものです。

さて、今日も昨日に負けず寒い日になりましたが、にぎわい座は熱気ムンムンの満員御礼。今年初の演目は最近はやり(?)の鰍沢大工調べ。鰍沢は余り好きな演目ではありませんが、志らく、三三、と聴いたことがあります。このなかでは三三が今の所一番かな。ちょっと物足りなかった・・それにくらべて大工調べのほうは江戸っ子のべらんめえ口調が見事でなかなかよかったと思います。彼にはこちらの落語のほうが向いているのではと素人目には思えました。Photo_2

Photo_7 さて、この二日間の着物はといえば、2日は飯田紬に母から譲られた50年物の西陣の紬の帯。前回着用のときは濃い目の帯締めにしましたが、今回は春待ちを意識して明るい色目の経巻幽玄染めにしてみました。帯締めひとつで随分感じが変わるものです。

そして本日3日はやはり母から譲られた染紬にコプト模様の名古屋帯。綺麗にお手入れし袋帯を名古屋帯に仕立て直したものですが、なかなか良い帯に変身しました。帯締めは貝の口雲形にして引き締めてみました。

 

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2010年1月23日 (土)

江戸組紐と京都の草履

昨年の暮れに手に入れた江戸組紐の帯締めと京都の伊と忠製のおしゃれ草履をお披露目いたします。いつもうーんとお値段が安くなったときを狙って草履は購入。草履は消耗品なのでときどき補充をしておかないと、いざというときに間に合いません。帯締めは江戸組紐の平田竹峯さんが実演販売にいらっしゃるときに新作やお値打ち品を補充しておきます。

帯締めから・・Photo_2                

まず、貝ノ口浮舟と名のついた帯締め。薄い紫に薄いブルーなどの色が入ったとても優しい色合いの帯締め。これは私のイメージに合わせて平田さんが特別に組んでくださったものです。付け下げくらいまで締められます。ちなみに友人ふたりにもそれぞれのイメージにあわせて新橋色を基調としたもの、薄い黄色を基調にしたものを組んでくださいました。

Photo_3 ぐっとカジュアルな組み方の綾竹経巻幽玄染の帯締め。先日木村孝さんからお褒め戴いた平家経巻の姉妹ともいえる帯締めです。個性的な平家経巻と違って可愛らしい優雅な感じに仕上がっています。同じ組方でも色彩と配色で随分雰囲気が違ってくるものです。紬や小紋に向いています。

Photo_4 もっともポピュラーな組み方といえる、冠組です。春にお披露目する予定の小林顕子さん製作の博多織の帯に合わせたくて、葡萄色の冠を求めました。平田組紐はすべて外国産の絹ではなく、群馬200という最高級の国産の絹を使っているので、他の冠の帯締めと比べると艶としなやかさが違います。

そして、京都 伊と忠製の草履は

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台は皮ではなく帆布製。茶と紫の中間色の台。鼻緒は印傳です。紬やカジュアルな小紋に向くとおもいます。

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2010年1月17日 (日)

木村 孝さんのトークショーへ

Photo 染色研究家の木村 孝さんのトークショーがあるから是非にと呉服の担当者から電話がありました。木村さんのことは「色の名の物語」の本や雑誌などでお名前をよく拝見していたのですが、実際のお話を聞くのは初めてということで二つ返事で出席する旨を伝えました。ところが、です!「質問がでないと先生にも失礼なので、Hさん、先生への質問をお願いできませんか」とのこと。えっ、私サクラの役?思わず電話の前で笑い声をたててしまいましたが、いつもお世話になっていることだからと二つ返事で快諾しました。日頃、展示会などで職人さんや染色家の先生方に遠慮なく質問を浴びせるのをみていて適役だと思われたのでしょう。

今年90歳になられるという木村さんはとても品よく美しい方でした。背筋もまっすぐ伸び、声もしっかりと大きい。とてもそのお年には見えません。長生きをするのなら、木村さんのように頭も体もしっかりしたシニアになりたいものだとつくづくおもったことです。やはり一生を掛けた仕事があるということは身も心も若々しく生きられるということなのでしょう。

本日の御題は「お茶と着物」 私はお茶を嗜んでおりませんが大変勉強になりました。着物の襲(かさね)の美についてもお話がありましたので、その辺のところで質問をすることができ、また先生から「良い質問ですね」と褒められ、無事役目を果たすことができほっとしました。呉服の担当者と話しているときにお帰りになるところだった先生が私を見つけ、笑顔で近づいてこられ、「お買い物ですか?素敵な帯締めね」とお褒めの言葉を頂きました。またお目にかかりたい方だと思える素敵な方でした。

Photo_2 Photo_3            本日の着物:琉球絣(大城 哲作) 帯:花兎の染帯 (渋柿庵) 木村先生に褒められた帯締めは平家経巻(平田組紐)

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2010年1月 8日 (金)

2010年初落語/志らく百席最終回

2010_12010年の初落語は志らく百席34回で百席の最終回。5年半におよぶ連続高座も本日で終わりになりますが、3月から同じ演目、同じ組み合わせで続百席を演ずることになったそうで、聞き逃した回やもう一度聴きたい回は聴くことができ、途中から通いだした私にとってはありがたい続投です。

最後の二席は「死神」と「中村仲蔵」。志らくの死神は今回で3回目になりますが、前回朝日カルチャーで聴いたときより、こころなしか熱が入っていたようです。が、私的には今回は「中村仲蔵」のほうが良かったような気がします。先月市馬さんで聴いた「淀五郎」にもでてくる中村仲蔵ですが、話的にもなかなかおもしろく、歌舞伎に興味のある私にとっては演者を変えてもう一度聴いてみたいきがするお話です。

立川流の独演会で私が気に入っているのは色物が間に入らないこと。どうしても落語協会などの噺家だと色物がついてくる。お好きな方も大勢いらっしゃるでしょうから、やめてとはいえませんが、たまには立川流のように落語だけを聴かせる趣向があっていいのではないかと思います。PhotoPhoto_2

本日の着物はお正月を意識して少しいつもよりドレッシーにコーディネイトしてみました。普段の落語通いは歌舞伎と違って粋でカジュアルな場所ということで、紬などを多く着用していますが、お正月だけは例外。帯締めは平田竹峯さんから「ぜひ年明けに・・」と勧められていた貝の口浮舟を締めてみました。写真ではよくその技術の見事さが分からないのが残念です。帯も毎年お正月限定の光雪と名のついた白地に金銀の雪模様の名古屋帯です。

着物:菊花絞りの小紋(千切屋 村上千鶴) 帯:光雪 (福田貴重作) 帯締 貝ノ口浮舟 (平田竹峯作)

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2010年1月 6日 (水)

母をお年賀訪問/コプト模様の帯を締めて

毎年恒例のお年賀訪問。今年は私の都合でちょっと日にちがずれ、松の内ぎりぎりの6日になってしまいました。三が日の活躍、昨日のお出かけと行事が続いていて少々お疲れ気味なのですが、妹と母と三人の水入らずのお正月は毎年これが最後かも、と思いつつの行事。少々疲れていても頑張って行くことにしています。

Photo 着物姿抜群だったおしゃれな母を喜ばすには母の思い出の着物や帯を私が着ていくこと。今年は紬のコートとコプト模様の帯が母から譲られたもの。案の定、私の着物姿を見ると、笑顔がこぼれました。まだ自分が着ていると思っているらしく、「よく似合うじゃない。私にはちょっと派手になったからそのコートと帯あげる」とご満悦。「帯は誰に結んでもらったの?自分で?上手に結べているよ。着物よく似合うね」となんどもなんども同じことを言っていました。おしゃれに関心が深かった母にはやはりおしゃれの話が頭を少し鮮明にするようです。来年もそのつぎも元気でいてくれて、今年よりももっと進歩した私の着物姿を見てもらいたいものだと思っています。

今日の着物:西陣の絣御召(矢代仁) 帯:コプト模様の織名古屋帯(あまりに古くて製作者不明ですが、西陣のもの) 帯締め:栗梅の冠(道明)

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